美容師を考える　美容師未来ビジョン

先日の美容師未来ビジョン

ココロ磨く真のベーシックという

参加型のzoomセッションに参加しました。

美容師のテクニック、やり方の講習ではなく

在り方のセッション✨

あなたにとって技術とは？

どんな美容師になりたい？

どんな美容師でありたい？

美容師の皆さんそれぞれにストーリーがあって

想いや情熱に触れられ感化されます‼️

21年前に美容師になった原点を振り返りました。

技術を磨くと心が磨かれる✨✨✨

まさにその通りだと思いました。

僕にとって美容師の本当の仕事とは（技術とは）

愛する人のためのもの。

美容の技術と知識で人を幸せにすること。

初めからこれを思っていたわけではありません。

僕は、もともと僕は技術の覚え、進みが悪い、

何をやっても遅い子でした。

同期に馬鹿にされたり、

遅いからあなたはやらないでなんて言われちゃったりー

なんか腹立ってきた笑

まあ、それもあって、自分に様々な課題を課して

それを必死にクリアするごとに自信をつけてきました。

技術を磨いてココロも磨かれました

ダイレクトに人の喜びや幸せ（逆に不満や怒り）

に触れる事でその途方もなさに疲れてしまった時、なんのためにやっているんだろう？

美容師ってなんだろう？と思って

その過程でこの考えに至りました。

だから僕にとって美容は、愛する人のためのもの

大切な人を幸せにするためのもの。

笑顔にするもの。

幸せな人は人を幸せにする！

その人が幸せになることで、

その人の周りにいる大切な人をも幸せにできたら最高です！

美容で社会を豊かに！

美容師にはその力があると信じています

どんな美容師になりたい？なりたかった？

初めから高尚な思いを持って美容師を志したわけではありません笑

モテモテな美容師になりたかったです！

邪ですねー笑

そのためになんでもできる美容師にならなきゃと必死でしたけど笑

なんで美容師になったの？

家業だったからです。と答えています。

父方は曽祖父が開業して祖父、父と受け継がれた

今では100年以上続いている理容室。

父は理容と美容の免許を持ち母は美容と正確にはユニセックスサロンです。

母方は祖母、母と美容師

ひょんなことから母方の祖母の店を継いで

今現在

美容室を経営しています。

美容師を頑張っているあなたに価値があるんじゃない！あなた自身に価値がある✨✨✨

僕にとって美容師、美容の技術は全てでした。

自分のアイデンティティー

4年前の6月、突然美容師ができなくなりました。

今まで積み上げてきた自分の価値全てを失ったようで本当に辛かった。

もう自分には価値はない。

役に立たない。

何も生産できないのにいるだけで浪費してしまう自分。

もう消えてしまった方がいいんじゃないかと…荒んでいました。そうとう。

１年くらいして、

ある人が気付かせてくれました。

そして変わらずそばにいてくれる妻

美容師仲間、友人たち

美容を通じて関わる全ての人に救われています。

美容師であることに価値があるわけではなく、

その経験をしてきた、

今日まで生きてきた自分に価値があることを。

人それぞれに個性があるので

いろいろな成功の定義があると思いますが、

僕にとって人生1番の成功って何？と問われた時は、

“美容師になったことです！”と答えます。

美容師になっていなかったら、妻とも巡り会っていませんでした。

美容師を志したからこそ妻と結婚し子供に恵まれ

家族を持てた。

人生1番の成功は家族を持てたこと。

すでに手にしていた。

それは美容師を志した頃から始まっていました。

モテモテの美容師とはいきませんでしたが笑

美容師になったことがもう成功だったのかもしれません。

だから、美容師を経験した自分、今日まで生きてきた自分に価値があるのだと。

この想いは生き方が変わるほどの直面期を経験した僕の生きる支えの一つ。

この想いに気付いてから

誰かのストーリーに触れることが楽しくなりました。（美容師問わず）

みんなそれぞれにすっごい価値がある

セミナーに参加するのも楽しい。

参加者それぞれが先生で生徒に見えてきます。

《じぁどんな美容師でありたい？》

現場のスタッフが人を幸せにすることに専念できる環境を作ってあげられる美容師　←経営者か笑

みんなの話を聞くとめっちゃ羨ましいです✨✨✨

今でも自分は美容師だと思っていますが、

残念ながら僕の病気は進行性で、いずれは寝たきり、言葉も話せなくなっていきます。

今の所、治療法や薬はありません。

出来なくなった事や

やるのに苦労する事が日々増えていっているようです。

現状 現場に復帰することは難しそうです。

自分1人の力で自信と成功を掴み取ってきたと勘違いしてきた美容師人生。

思春期にありがちな人に敷かれたレールの上は歩きたくないという傲り。

父が前職の会長が用意してくれたように、

妻、後輩スタッフたちに幸せをプレゼント出来る美容師でありたい。

美容を通じて関わる全ての人を幸せにする

愛する人のための美容室