介護保険の申請から取得までの流れ

2022.5中旬に介護保険の申請をして6月の頭に認定取得できました。https://www.guccho-intractabledisease.com/2022/06/11/blog-82/

その体験をレポート記事にしました。

流れとしては、

  1. 市役所担当課に介護保険の申請をする。
  2. 認定調査員の訪問、面談で調査(質問と評価)
  3. 2の前後で主治医に意見書を書いてもらうため用紙を病院に提出(主治医が書いてくれるので、自分では何も書く必要はありません)
  4. 認定結果通知
  5. 認定結果に基づいて各介護サービスの利用

僕が介護保険を申請しようと思った1番の理由は車いすを借りる事でした。地元自治体にある地域包括支援センターというところでも車いすの無料貸出はありましたが電動アシストの昨日のないスタンダードな車いすでした。

僕が罹患している脊髄小脳変性症という難病は進行性ということもあり、難病の病型としては、病状急変はないにしても、自身の老化よりも もっと早く体の自由は失われていきます。(同じ病名でも病型がいくつもあります)

電動アシストやレバーで運転できるタイプの車いすはめちゃ高額です。その時の自分の状態に合わせて買い換えるわけにも…… なので介護保険を申請・取得して少額の自己負担でレンタルしたいと。

申請は市役所担当課へ

自治体ごとに名前は違うかもしれませんが、この辺りでは「福祉支援課」。

そこに行って申請しました。(一応行く前に電話で確認)

地域包括支援センターや介護事業者などでも相談すれば繋いでくれるみたいです。

申請すると認定調査員なる人が住まいに訪問

認定調査員の訪問の前後で、主治医に意見書をかいてもらうため、申請時にもらう専用の意見書を病院に提出。

散らかってるからちょっと嫌でしたが認定調査員の方の訪問です。

訪問時には、調査票をもとにいろいろ質問されます。質問の観点は、

  • 体がどれくらい不自由か(身体機能の度合い)
  • 何がどれくらい生活に支障があるか(生活機能の度合い)
  • 特別な事情(この調査の特記事項や補足)

この調査の結果は、機械的に一次判定されます。

その後、自治体が設置した介護認定審査会が、一次判定の結果、主治医の意見書、特別な事情(特記事項や補足)を踏まえて二次判定され、介護の必要度合い(介護度)が決まって認定結果が出ます。

審査結果は郵送でした。

認定調査員の訪問時にいつまでに判定結果が届くか言われます。(通常約1ヶ月、地域によっては2ヶ月程度)

認定されていると介護保険証と介護保険負担割合証が届きます。

認定された介護度により、その人(被介護保険者)を地域包括支援センターの職員さんが担当するか、ケアマネージャーさんを探し担当してもらうかになります。(一般的にケアマネージャーさんを探すのは、市役所等の福祉支援課か、地域包括支援センターに相談します)

地域包括支援センターの職員さんか、ケアマネージャーさんがケアプランを作成してくれます。介護サービスは、このケアプランに沿って実施されますので、作成したケアプランが無いと介護保険のサービスを受けられません。

なので、ケアプラン作成時には、実情にあったケア、介護サービスが受けられるように要望も含めてしっかり伝えた方がいいです。(認定調査員の方の訪問時にも)

介護度は

  • 非該当
  • 要支援1〜2
  • 要介護1
  • 要介護2〜5

と7つ段階があって、僕は今の所「要支援1」

実は、要支援1、要支援2、要介護1では、福祉用具のレンタルはできますが、手すり、スロープ、歩行器などのみで車いすは借りられません。

僕は今の所「要支援1」ですが、車椅子を借りられそうです。認

定調査員の方にも、ケアマネージャーさんにも、進行性という罹患している病気の特性、今の所は家での生活で、自分のことは自分で出来ているけど、歩行には困っていて、今後の心配や、車いすを借りたい要望を特別な事情として伝えました。それが自治体に認められ車いすをレンタルできるのだと思います。

だから現状要望はちゃんと伝えましょうね。

車いすの試乗はしましたが、未だ実際に介護サービスを利用していないのでこの先は未知ですが、利用した時にレポートしたいなと思います。

車いす試乗

https://www.guccho-intractabledisease.com/2022/06/15/blog-86/

https://www.guccho-intractabledisease.com/2022/06/20/blog-91/