個展を通じて子どもに伝えたかった“幸せであるため”に必要だと思う3つの資本の1つ

先日、奥さんと上の子ども(中学生)で個展を開きました。 

初開催でもそれなりに形にしてしまう2人のセンスにも驚きましたが、観覧に来ていただいた人の数にも驚きました!

僕は難病障害で手が震えるので絵が描けません。健常の頃でも下手すぎてかけませんでしたけど

一緒には参加できませんが、なるべく多くの人に来てもらって、・親以外の大人とのコミュニケーション・自分の好きなもの、没頭できるもの、その想いを人に伝える経験(社会関係資本への気づき)をプレゼントしたいとsnsで広報してました。

結果、初開催でしたが、2日間で150名近くの方がお越しになりました✨

個展初日のブログ記事

https://www.guccho-intractabledisease.com/2022/08/22/blog-119/

来てくださった方の中には経営する美容室のお客さんも多くみえました。

以前にもブログで書きましたが、幸せな自分であるために必要だと思う資本は

  • 経済的資本
  • 人的資本
  • 社会関係資本

の3つだと思っています。

幸せであるための3つの資本について

https://www.guccho-intractabledisease.com/2022/08/09/blog-117/

経済的資本は、お金や時間。今ウチの子自身にはあんまりないですね。時間もあるようで宿題に追われてんーん。資本と呼べる時間はうまく作れてないですね。(><)

人的資本は、スキルやキャリア。キャリアは未だないですが、絵が上手いというスキルがあります。

最後に社会関係資本。家族、友人、知人、地域社会などの人との繋がり。

ウチの子は人とのコミュニケーションに苦手意識があって、特に自分の思いを伝えることが苦手。なんなら“まぁいいか”と思っていそうとさえ感じてしまう。友達もいるけどそんなに多くないイメージ。(友達多くないことはぜんぜんいいと思うけど)

今回の個展で、親以外の大人とのコミュニケーション、作品に込めた自分の想いを伝える経験を得て、人との繋がり=社会関係資本を肌で感じて欲しかった。

家族とも友達とも違う繋がり。

“いいな”とポジティブに感じて欲しかったです。 

僕の思惑はしめしめな結果になりました。

来場者の方は、「この作品は誰が描いたの?」この作品はどう作って、何を使って描いて、どんな想いや発想があったのか聞いてくださって、子供が対応している姿に嬉しいやら、しめしめと思ったり笑、なんだかこっちが照れくさかったり笑

個展後、「次やる時は、同じ作品は出したくない」とか「人と話すのもいいもんだ」と人とのコミュニケーションをポジティブに捉えた発見。

社会関係資本=友達の多さではないんですよね。友達は多い方がいいと思うんだけど、家族とも友達とも違うガッツリじゃなくてゆるーい繋がり。

そんな資本を育んでより幸せであって欲しいと願う。