背中を押してくれる言葉「障害者の自分にもできることがある」という思いを抱いて

第一の人生、第二の人生、第三、第四まで実は今の所第四まで決まっています。

この病気になって、突然仕事ができなくなって、

自分はもう人の役には立てない。そんな自分には価値がない。(beの自信とdoの自信であれば、doの自信を失いました。当時の僕はdoの自信を積み上げてきたようです。)

そう思って生きてきました。

特に仕事ができなくなってしばらくは自分史上ドン底だったと思います。

振り返ってもよくわからないくらいとにかく落ち込んでいました。 

その間にもいろいろありましたし、周りの人にも(家族や仲間)たくさんの言葉をかけてもらいました。それらは皆背中を押してくれる言葉ばかりでした。ありがとうございます。

が、その頃の僕はそれを理解できませんでした。

漸く少しは理解できるようになってきて、最近気づいたのは『あなたならできる!』というメッセージです!今までは、ぜんぜん気づいてなかったけど。

世の中で一番信じられなかったのは“自分”だったからね。今でも信じられない時あるけど一番じゃない。

「お前にはできない」と真逆のことも言われたことあったからね。

一人ひとりが違うように、障害も多様で人それぞれだとは理解しているが、こんな自分にもまだできることがあって、やりたいと思えることで、人からも求められていることがあるんだと。

美容師スタイリストができなくなって、荒んだ毎日は多少脱しても、無価値な自分とはずっと感じていて、もう人の役には立てないんじゃないかと思ったり。

こんな自分にもまだできること、やりたいこと、有難いことに求められていることがあったんだ。

“障害”に直面しても、自分の価値は変わらないと信じて、模索しながら前向きに生きていこうと思います。

美容師のままだったら絶対経験できないこと。また新しいことにチャレンジしよう。

ちなみに、第一~第四の人生は、

  • 第一の人生、健常者だった自分。最終的に美容師だった。
  • 第二の人生、障害者の自分。
  • 第三の人生、新しいことにチャレンジしている未来の自分。
  • 第四の人生、未来の自分。車の免許返納した後の自分。