合理的配慮…この言葉を見聞きするようになって、実はずっとモヤモヤしていた。
「合理的」が障がいのある人にとっても、ない人にとっても、より障がいを意識してしまう言葉になるんじゃないか。
より障がいを意識することがお互いの心のバリアを生み出してしまわないか…
障害者差別解消法(H28.4施行)
地方公共団体に対して、障がいを理由とする差別を解消するための措置として「差別的取扱いの禁止」及び「合理的配慮の提供」を法的義務としていた。
が、R6.4.1〜は一般事業者に対しても努力義務から法的義務となりました。
これは障がいのある自分にとって、とても有難い法律なんだけど、なんかモヤっていた。
僕は、事故ではなく、病気がきっかけの身体障害者で、その病気は進行性だ。
自分の体がなんかおかしいと感じたきっかけは、約12年前(2024.4現在)まだ小さかった子供を抱っこして歩くのになんか不安、両脇に人が座っている間を歩いて通るのがなんか不安、手すりなしで階段登り降りがなんか不安と、自身の動きになんか不安を感じるようになったのがきっかけ。
それから徐々に不自由になるにつれ、周りに対してバリアを感じることは、物理的にも精神的にもそれなりにあった。
だけど僕自身も作っていたんじゃないのか?
大丈夫大丈夫と言ってやってきたけど、大丈夫ってホントに大丈夫なときもあれば、遠慮してる時もあるし、言い方悪いけど、ある意味拒絶かもしれないなーっと自分を内省して思ったり。
だからかな。「合理的」って言葉でより障がいとか、障がい者って意識してしまうことでが、心のバリアみたいなのが増えてしまわないかとモヤモヤザワザワしてしまう。
できないことが徐々に増えてくる病気だから、その度に障がいを受容するような、山あり谷あり凸凹な毎日を過ごしてきた約12年。
大丈夫。障がいであなたの価値変わらない。
と自分にも言い聞かせつつ、障がいのある人もない人も、自分にとって近しい人も近しくない人もお互い遠慮しすぎないあいだ柄を作っていけたらと思う。
すみませんよりありがとう
人目を気にして生きるよりも
助け合っていきた方が
いい人生となる
余談
バス、電車、タクシー以外の移動方法
地元の公的福祉サービス(福祉有償運送)
料金は、タクシーの大体半額?(地域によって異なると思う)
利用には事前登録が必要で、登録には、精神または身体の障害者手帳、療育手帳、要介護または要支援の認定が必要です。(地域によって異なると思う)
車いすに乗ったまま乗車できます。運転手さんはシルバー人材センターの方ですが、相手には負担をあまり掛けないので遠慮なく利用しやすいと思います。お金かかりますけど笑
ただ最低3日前までに予約が必要なので、一般的なタクシーみたいに「今から」みたいなことはできません。平日のみ利用できます。(年末年始は×)
また、市内にこの車は一台しかないので、予約が空いていこともあるし、ジャストタイミングでこれないことも。時間に余裕を持って利用されることをお勧めします。